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6月20日(月)、株式会社 リコー 北林淳一 先生による先端光科学講義I「光ディスクの原理と将来動向」、ならびに、6月21日(火)〜6月23日(木)、横井研哉 先生、大内田茂 先生、戸村辰也 先生、北林淳一 先生による先端光科学実験実習I「光ディスクの中身を覗く」が開催されました

講義では、レーザーを使った身近なハイテク機器として、CD,DVDといった光ドライブの動作原理とディスクへの記録について解説いただきました。レーザーを使ってどのようにディスクに情報を書き込むのか、そのためのレーザー光学系の解説と、光学系と連携した様々なサーボ機能によって、安定に大量の情報を読み書きする方法について、詳しく解説いただき、CD,DVDの規格による違い、またディスクの記録媒質の違いなどについてご紹介いただきました。

実験実習では、講義と連携して、光ディスクドライブの動作について、ディスクが挿入されてから行われる動作にすいて解説いただきました。そして、レーザー光学系によってどのように情報がディスクから読み出されるか、ディスクから安定に情報が取り出せるよう光学系に組み込まれた機能について、ドライブ光学系に擬似したレーザー光学系を使って学習しました。また、ディスクの書き込みについて、実際に使用されている書き込み検査装置を用いて、レーザーパワー、光学系の傾き、焦点の距離などの条件を変えて、アイパターンからジッタ計測を行い、光学ドライブにとって最適な条件の検討を行いました。、また、最適な条件を実現するためのドライブやディスクの様々な機能について解説いただきました。

本実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、武村尚友さん(東京大学大学院理学系研究科)にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。

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