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10月17日(月)、日本電気硝子株式会社 坂本 明彦先生による先端光科学講義II「ガラスの材料特性と光学デバイスへの応用」、ならびに、10月18日(火)〜20日(木)、坂本 明彦先生、藤田俊輔 先生、佐藤史雄 先生、此下聡子 先生、岩尾 克先生による先端光科学実験実習II「パッシブ、アクティブ光学材料としてのガラスの合成と評価」が開催されました。

講義では、ガラスの定義と組成について、ガラスの発見と製造の歴史から、産業におけるガラス製造方法についてご紹介いただきました。次に光速や屈折といったガラスの性質と吸収、反射で表現されるガラスの特性について詳しく解説いただきました。最後に、ガラスの組成変化による着色、液晶板ガラスの製造工程について、複合蛍光ガラスの特性についてご紹介いただきました。

実験実習では、講義と連携してパッシブ・アクティブ光学材料の作成と性能評価を行いました。パッシブ光学材料では、組成比を変えて4種類のガラスを作成し、電気炉中において1450度で30分溶融し、冷却後の屈折率、密度を計測し、結果を議論しました。アクティブ光学材料では、ガラスと蛍光体を焼成し、Ce:YAGの蛍光ガラスを作成しました。試料を所定の厚みになるまで研磨した後、放射スペクトルを計測し、色度について考察しました。 写真はこちらをご覧下さい。

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