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6月18日(月)、株式会社ニコン研究開発本部光学技術研究所 森 孝司 先生による先端光科学講義I「光学産業における光学技術」、ならびに、6月20日(水)、21日(木)、大瀧 達朗 先生、森 孝司 先生、田中麻利江 先生、竹中修二 先生による先端光科学実験実習I「レンズ設計・基礎から実戦まで」が開催されました。。

講義では、光学機器とその産業について解説いただいた後に、レンズ設計に必要な結像、収差等の重要な概念について解説いただきました。光学機器の例として、半導体露光装置、顕微鏡に生かされている光学技術についてご紹介いただきました。

実験実習では講義と連携して、光線追跡ソフトを使ったレンズ設計を行いました。初めに、光学用語について解説いただいたのち、各自コンピュータで光線追跡ソフトを用いて、単レンズ、ダブレットレンズについてパラメタを変えて、結像の様子がどのように変化するか実習しました。ペッツバール和などのレンズを設計する上で重要な値と、収差図やMTFといった設計したレンズの評価方法について解説いただきました。最後に、各自、さまざまなパラメタを変化させてトリプレットレンズ、カルテットレンズの設計を行い、その結果を発表しました。

写真はこちらをご覧下さい。