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11月5日(月)富士フイルム株式会社の納谷 昌之 先生による先端光科学講義II「進化しつづけるナノフォトニクス」、ならびに、11月6日(火)〜11月8日(木)納谷 昌之 先生、安田 英紀 先生による先端光科学実験実習II「SPRバイオセンサを作ってみよう」が開催されました。

講義では、医療、バイオ分野以外にもさまざまな広がりを見せるナノフォトニクスについて、近接場光を用いた顕微鏡から現在までの応用について講義いただきました。次に、ナノフォトニクスを用いたバイオセンサとして、表面プラズモン共鳴(SPR)、表面増強ラマンセンサをもちいた抗原抗体反応のセンシングなどについて詳しく解説いただきました。最後に、最近のナノフォトニクスの応用事例として、近赤外領域のメタマテリアルをもちいた遮光フィルムの製品開発についてご紹介いただきました。

実験実習では、講義と連携して表面プラズモン共鳴(SPR)をもちいたバイオセンサ計測装置の組み立てと、その装置を用いた計測を行いました。2つのグループにわかれて、それぞれ半導体レーザー、コリメーションレンズ、プリズム、ミラー、SPR計測用プリズムとセル、ラインカメラを組み合わせて、先生とTAの指導のもと、計測装置を組み立てました。濃度の異なるアルコール試料のSPR信号を測定し、アルコールの濃度による屈折率変化をSPRで計測しました。次に、組み立てた装置を使って、様々な日本酒5種類を試料としてSPR信号を測定し、得られた結果と資料から試料がどのお酒に相当するのか、「SPRによる利き酒」を行いました。各グループで結果について考察して発表を行い、最後に結果と解答をもとにその計測結果について議論を行いました。
実習中では企業における研究と大学における研究の違いなどについても、意見交換を行いました。

本実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、博士課程学生のさん、澤田 亮人 さん(東京大学大学院工学系研究科)、三浦 瞬 さん、安藤 俊明 さん(東京大学大学院理学系研究科)にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。

写真はこちらをご覧下さい。