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11月26日(月)日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所石澤淳先生による先端光科学講義II「フェムト秒レーザーパルスによる「白色」光発生原理とその応用」、ならびに、11月27日(火)〜11月29日(木)石澤淳先生、加藤景子先生による先端光科学実験実習II「フェムト秒レーザパルスによる「白色」光発生技術」が開催されました。

講義では、レーザーを用いた超高速分光技術の発展とその方法について解説いただきました。フェムト秒レーザーの実際と、周波数コム技術を用いたレーザー搬送波位相(CEP)制御法と、CEP制御したレーザーパルスの発生法について講義いただきました講義途中には、レーザーを使用するうえで必要な安全教育について、皮膚や目の保護の必要性とその方法について、解説いただきました。最後に、自己位相変調法による広帯域レーザーパルスについてご紹介いただきました。
実験実習では、講義と連携して、フェムト秒レーザーパルスを様々なファイバーに導入し、自己位相変調によってスペクトル帯域が広帯域化する条件について実習を行いました。非線形ファイバー、フォトニック結晶ファイバーなど、様々なファイバーを各自選んで、端面の構造を観測し、長さを決めてフェムト秒レーザーパルスをファイバーに導入しました。ファイバー透過のスペクトルを観測し、ファイバー端面の構造との関係を考察し、最後に結果についてみんなで議論しました。

本実験実習では、「先端光量子アライアンス」ならびに「東京大学工学系研究科附属光量子科学研究センター」にご支援いただき、博士課程学生の、澤田亮人さん、横山翔竜さん(東京大学大学院工学系研究科)にティーチングアシスタントとしてお手伝いいただきました。

写真はこちらをご覧下さい。