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7月14日(月)シグマ光機株式会社 野崎喜敬 先生、多幡能徳 先生、北 和門 先生、小松重彦 先生による、先端光科学講義I「ハイテクを支えるものづくり」、ならびに、7月15日(火)〜17日(木) 多幡能徳 先生、北 和門 先生、小松重彦 先生による先端光科学実験実習I「@光学素子の取り扱い方及び製造に必要な基礎技術の実習,A光学応用システムの構築実習及び光学素子の評価」が開催されました。

講義では、様々な最新の産業や研究を実現するため、これらの機器を構成する光学部品などには高い性能が要求され、反射ミラー、集光レンズ、ミラーマウント、光学ステージについてその様々な仕様と対応する用途について解説いただきました。製造工程において、製品の特徴に合わせた作成を行うことによって、高い要求を満たす光学部品が作られていることをご紹介いただきました。

実験実習では、講義と連携して光学素子の研磨と拭き、ならびに光学素子の干渉計による表面精度評価について実習を行いました。光学素子の研磨と拭きでは、製造工程において薄膜コーティング蒸着前に行う基板の研磨、ならびに検査として行われるニュートンリング観察や目視による傷、やけと付着したホコリの見分け方、洗浄方法などを実際に行い、光学素子を扱う上で必要な技術を体験しました。干渉計による波面評価方法の実習では、マイケルソン干渉計による光学素子表面の面精度計測を各自光学系を組み上げて計測を行い、さまざまなひずみや面精度の異なる光学素子による干渉縞をスケッチして、その模様の意味について考察を行いました。また、干渉縞測定時に起きる様々な問題の解決方法について、その原因を考えたうえで、解決する方法を実習しました。

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